

認知症の病気の特徴からくるさまざまな周辺症状に対して、家族やケアに当たる人たちも認知症という病気の特性やその対応の仕方を正しく理解することが求められています。また、最近では、一般の仕事上でも認知症に人にかかわる出来事が多くなってきています。
一般企業においても顧客に対しても認知症に対する対応が必要になってきており、従業員が理解していることが必要となってきている状況にあります。
認知症についての基本的な知識や症状に対する対応の仕方、コミュニケーションのとり方などを理解していることが必要になってきています。ケアにかかわる専門職はもちろん、認知症の人を抱えている家族の方、一般の方、学生の方、そして企業に勤務されている方など、誰もが身につけておくべき基本的な知識の習得を目指す、どなたでも受験できる検定試験です。
※「基礎検定」は「3級」に名称変更になります。
認知症という病気にはいくつもの原因があり、その病気の特性からくるさまざまな周辺症状(徘徊・帰宅願望など)に対してどうかかわったらよいのか、どのように対応したらよいか、判断がつかないことが多々あります。
その状況を打開するためには、認知症という病気の特徴について理解することがとても大切です。また、症状に合わせた対応の仕方を学ぶ ことで、認知症の人の状況を把握することができます。正しく理解していないと、認知症の人の生活を混乱させる原因となることがあります。
これらのことを理解することにより、家族もケアにかかわる人も落ち着いた対応が出来るようになります。認知症の人やその家族、ケアにあたる人たちにとって必要な基本的知識や手法を身につけるための内容となっています。
現在、介護の仕事にかかわっている専門職の方はもちろん、今後、福祉・介護・医療分野で働く希望を持っている方々にとって、認知症に関する基本的知識や対応の仕方は欠くことのできない要素です。これだけ認知症の人が多くなってきた現状に対応できるよう、施設ケア、在宅ケアの現場において認知症ケアに役に立つ知識や手法について学びます。認知症に関する基本的知識とさまざまな症状に対する具体的な対応の仕方、コミュニケーション手法の知識が身につけられます。
認知症の人と関わる機会は、福祉や介護現場に限らず、一般社会においても多くなりつつあります。その際に求められるのは、正しい認知症の知識を踏まえた上での対応の仕方です。認知症の病気の特徴など基本的な知識やコミュニケーションのとり方、人によって異なる症状の対応の仕方等を理解することにより、よりよい関係を生み出すことが可能になります。
これからの社会において、職種を問わず、全ての人が正しい認知症の知識が求められる中、「認知症ライフパートナー3級」の勉強の課程で、認知症の知識に加えコミュニケーション手法の基礎を修得し、普段の生活の中でも大変役立つ知識や技術を身につけることができます。
日常生活の中でできるさまざまなアクティビティ(音楽や運動、園芸や調理など)を用いた認知症ケアは、認知症の人の脳を活性化し、生活改善につなげることができる有効なケアの手段です。その人が過去の生活の中で続けてきたことや、得意としていた趣味など、さまざまなアクティビティを認知症の人の特性や症状を理解したうえで、計画、実践をするために必要な知識、準備、進め方、効果などについての知識や技術が身につけられます。施設、デイサービス、認知症カフェ、在宅で活かすことができ、介護負担も減らすことが出来る認知症ケアの手法です。この「認知症ライフパートナー3級」では、どなたでも実践できるアクティビティ・ケアを進めるうえで、必要な基本的知識やコミュニケーション手法、身近なケアに活かせる認知症ケアの知識が身につけられます。
試験時間 | 10:00〜(制限時間2時間) ※2・3級の併願受験も可能です |
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受験会場(予定) | 【8会場:夏期・冬期実施】 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡・熊本 ※ ※受験会場の詳細は受験票でお知らせします。 ※会場ごとに定員に限りがあり、ご希望に添えない場合がございます。 |
受験料 | 6,500円 |
受験資格 | 学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。 |
試験方式 | マークシート式試験 |
合格基準 | 100点満点とし、70点以上をもって合格とします。 |
出題基準 | 「改訂2版 認知症ライフパートナー検定試験 3級公式テキスト」から出題されます。 |
※「認知症ライフパートナー」及び「認知症ライフパートナー検定試験」は、商標登録です